ニューfoobar2000!

メディアプレーヤとしては、この数年ずーっとfoobar2000を使っている。

foobar2000 http://www.foobar2000.org/

このfoobar2000、UI含め、標準の状態だと悲しいくらいに低機能だけど、別途プラグインを導入すればいくらでも機能を拡張できるのが最大の特等で、いろいろがんばればiTunes並に使い心地の良いUIまで持ってゆくことができる。(というか、気張ればどこまでも煮詰めることができる)

コンバートに良く、起動は早く、わりと軽くと、愛用させてもらっているfoobar2000
これが、ずっと使っていたのがバージョン0.9.4.2だったんだけど、最近0.9.6がリリースされていると知り、せっかくの連休なのでバージョンアップがてらUIをいじってみることにした。


まず基本的なUI系プラグインを選択する。
「見た目」を究極的にカスタマイズするなら俄然Panels UIだけど、これがややこしいことこの上なく、(UIをすべてスクリプトで起こさないとならない。まあ、死ぬ)その上、導入するとfoobar2000が不安定になるということなので、当然却下。
安定さと、慣れから、手堅くColumn UIを選択する。
その代わり、自由にパネルを配置できるスプリッタとしてPanel Stack Splitterを追加導入。

次にデコーダ
これは以前使用していたものをまるっと導入することに。
つまり
・Ape音源が再生できる Monkey's Audio Decoder
TTA音源が再生できる TTA Audio Decoder
・アップルロスレスが再生できる ALAC Decoder

さらに、以前のバージョンではインストールできなかった
・TAK音源が再生できる TAK Decoder

以上を加え、再生できない音源などない!といわんばかりの状態に持ってゆく。
ちなみにWavやmp3等のメジャー音源には標準対応しているので、わざわざ組み込む必要はない。
またFlacにも標準対応している。これが一番うれしい。

最後にパネル系プラグイン
まず外せないのがiTunesにおけるブラウザと同等の機能を提供してくれる Music Browser。これがないと、楽曲探しであっさり迷子になってしまうこと請け合い。
次にビジュアライザとしてChannel Spectrum panelを導入。
以前はシンプルなEgoh Spectrum Analyzerを使っていたけど、せっかくなので違うのを使ってみることに。
アートワーク表示用にも、以前はAlbum Art Panelというシンプルな画像表示プラグインを使っていたけど、せっかくなので少し凝ろうと、Track info panel modを導入してみた。こちらはPanels UIのようにスクリプトで見た目をカスタマイズできるプラグインで、画像表示機能、トラック情報表示機能などを持ち、それらの「表示する位置」なんかを自由に設定できるのが特徴。

最後にfoobar2000をタスクトレイに格納する機能を提供するプラグインAdvanced Controlsを組み込み、最低限の機能構築完了。


以上をがちゃがちゃと組み込み、あちこちのサイトを眺めながらできあがった My foobar2000が、こんな感じ。


ブラウザがどうしても欲しいので、レイアウトはある程度固定せざるを得ない。
スイッチを仕込んで、何か別のパネルと表示・非表示を切り替えるようにしようかと悩んだけど、別にそこまではいらねぇやということで、上部にもさっと配置。

フォントは色々悩んだ末に、小塚ゴシック(R)で統一。メイリオにしようかとも思ったけど、小塚の方がスタイリッシュなんでこちらを選択。

ちなみにビジュアライザが2つあるのは、当初はCover Flowを導入する予定だったから。
ところがコイツが意外ともっさりしてて使えなかったので、代替案と言うことで現状のような配置に。(iPod Touchクラスのカバーフロー機能を想定していたオレが贅沢なだけかもしらんけど)

最後に、Lame.exe、FLAC.exe、NeroAacenc.exeにパスを通し、エンコード環境も調整完了。


総作業時間、約3時間。

まあ、わりとイイんでないかな!